子供の前で夫婦喧嘩をしてしまったと落ち込む前にできること

結婚して14年目に突入した、今のところ不倫とは縁のない41才主婦です。

この13年間私たち夫婦は、

良くえば干渉しない

悪く言えばお互い無関心

そんな関係を築いております。

出会いから20年も経ちますと、喧嘩になりそうな時はどちらかが折れたり、怒りそうだなと察した方が一歩引く、そんなことが自然に二人の中には存在するようになりました。

喧嘩も滅多にしない夫婦の元に生まれた我が家の子供たちは、目の前で人と人が罵り合う姿をテレビ以外で見たことがないのはいいのですが、幸か不幸か、劇的に仲直りする姿も見たことがありません。

そんな夫婦喧嘩に免疫のない12才の息子は、先日些細なことから夫婦で言い合いになった私たちを見て、珍しく元気をなくしてしまいました。

そんな息子の姿を見て、子供の前で喧嘩をしてしまったと落ち込む前に、分かり合うために時には必要な喧嘩もあること。

そしてこの機会に、その先に訪れる「仲直り」をする姿を見せることで、子供たちの学びに変えていきたい、そう思ったのです。

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プリンター『インク変えて』事件勃発

私は機械にまつわることが苦手です。

その点、機械に強い主人は、なにかと故障したものを直したりするのが得意です。

なので、夫婦のなかでは機械関係は主人がするものという役割が自然にできていました。

いや、勝手に私がそう決めていました。

オーディオ関係のセッティング、壊れた時計の修理、パソコン・プリンターの接続など、今まで主人に任せきりでした。

そんなある日の事、娘の宿題で使う写真をプリンタトアウトしていると、私の大の苦手な『インク交換サイン』が出てきたのです。

でも大丈夫。隣には主人がいます。

あぁ良かった。

「ねー、インク交換して」

そういつものように素っ気なくお願いしました。

すると主人は私以上に素っ気ない態度で

「ムリ」

そういって、ダイニングのイスに座って動こうとしません。

「は?してよ。できないからして。」

「自分でやれば」

当たり前の様に交換してくれると思っていた私は、まさかの主人の攻撃にあったのです。

はー???主人はさらに

「自分でやろうともしないで頼んできて、やってやる気にならん」

そんな口ぶりで私に強く言い放ちました。

「ケチケチケチ!もう頼まない!」

文章にするとなんとくだらない事か、と思いますよね。

まるで子供のような私の反撃です。泣

ですが、私は本気で頭に来ていました。
何も忙しい主人に頼んでいるんじゃありません。

外は雨、特に用事もない休日に、ダイニングでスマホ片手にテレビを見ているなら、変えてくれたっていいじゃない。

娘が使うものをプリントアウトしなくてはならないのに、私は娘の宿題を手伝っているのに、暇ならそれくらいしてくれたっていいじゃない!

そんな気持ちが爆発し、珍しく大声を出した私を前に、主人はジッと黙っていました。

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気付かぬふりをして聞いていた息子

結局、イライラしながら、どうにか私はインク交換を成功させると、主人は一服しに外にでました。

同じ空間にいて息が詰まりそうだった私は、外に出た隙に、娘相手に
「お父さん、ケチだよねー」

と思わずポロリ。

娘も同調し
「それくらいしてくれたっていいよね」

ここは女同士、意気投合です。

息子は隣の部屋で黙々と宿題をしています。

その後、息子と主人は用事があり一緒に出掛けていきました。

数十分後、息子だけ帰宅し、主人はそのまま別の用事へ。

涙のわけ

そういえば、出かける前からなぜかいつもよりテンション高めだった息子は、帰宅後急に大人しくなりました。

そして静かにこういったのです。

「お父さん、元気なかったよ。さっきのこと気にしてるんじゃない」

息子はさっきの言い合いを気にしていたのでしょう。
だからあえて元気に振舞っていたのです。

「そう?いつもあんな感じじゃん」

そう返すと、なんと息子は

「お母さん、お父さんが外にいる時に『ケチだ』とか陰口言って。お父さんが可哀想だ」

そう言って泣き出してしまったのです。

私は目が点でした。

しかもそのあとは私への説教?です。その言いっぷりはまるで私の兄のよう

「分かったよ。分かったよ。お母さんが悪かったんでしょ」

そしてまるで子供のような答えしかできない母41才。

しかし、そこへ救世主!娘登場。

「お母さんにプレッシャーかけてさぁ。やめてよ」

さすが女子!!

女は女の味方よね。

すると息子は

「ごめん、お母さん、オレが言い過ぎた。言い過ぎたよ」

なんかそう言われちゃうと…「こっちこそごめん」みたいな。

えーっと、誰と誰の喧嘩だったんだっけ?

それでも家族

そんな涙を流す息子を見て、優しいとか、お父さん想いとか、そんないい話ではなく、こんなことで打たれてしまうなんて、今から中学校へ行くのにどうなってしまうのか。

今まで息子は私と主人の言い合う姿を見たことはありましたが、今回のような反応は初めてなので、母として少し心配になりました。

少し前に、学校のクラスの男子の間で、陰口、無視、仲間外れがあり、そこに巻き込まれたことで嫌な思いをしたことがある息子。

いつも偉そうなことを言っているくせに、父親のいないところで、娘相手に愚痴を言っている母の姿をその出来事と照らし合わせ、私を人として認めたくなかったのだと思いました

まだまだ子供たちにとってのお手本はある私たち両親です。

でも、これも私です。そしてこれでも家族です。

夫婦喧嘩の先にあるもの

さて、どうしたものかと考えました。

さすがにその日は主人と『いつも通り』というわけにはいきませんでしたが、後日、このことを家族で話し、夫婦の苛立ちも、娘の同調も、息子の涙も、

「あのときこうだったね、こんなこと言ってたねー」

と振り返り、遠慮していた気持ちを言葉に出すことで、思いを吐き出しました。

そして最後に笑う。

結論がなくてもいいのです。

あとは時間が解決してくれる。

生きていればそんな日もある。そんなこともある。そんな人もいるのです。

生死にかかわるものはもはや喧嘩ではありません。
それは別問題です。

ですが、気持ちをぶつけること、伝えようとするその先にある言い合いなら、避けてはいけない時だってあるのです。

夫婦で会話がないよりは、時には思いを言い合い、仲直りする。

こんな両親の姿を見せるのも時には必要なのかもしれません。

『子供の前では喧嘩はしない方が良い』

そう世間では言われていますが、親だって人間です。

喧嘩だってするでしょう。

ただ、やりっぱなしではなく、その先の仲直りという形を子供に見せてあげることも親に出来る教えなのだと思います。

だからと言って、夫婦喧嘩を推奨しているわけではありません。

ただ、子供の前で喧嘩をしてしまったと落ち込む前に、それも必要な時があるんだと、子供の学ぶ機会に変えていきたい、そう思うのです。

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