「学童に行きたくない!」の対処法は?我が家の学童退所までの体験記

両親共働きの家庭にとって、学童保育は子供を放課後預けられるありがたい場所。

そんな学童を我が子から拒否されたら、親としても切なく、途方に暮れてしまいますよね。

私はパートで帰宅は5時前でしたが、息子が1年生から学童保育に申し込みました。

そんな息子が、ある頃から

「学童、行きたくない!」

と頑なに嫌がり、日々格闘した時期がありました。

中には「学童大好き!」という子もいるのに、なぜ我が子はダメなのだろう。

そう思うと、仕事に行っても心苦しく、学童の時間になると気になって仕方がない日々…
だからといって、一人自宅に帰すよりは…と、心を鬼にして預けていました。

この記事は、学童嫌いの我が家の息子が、毎日通いから隔週となり、3年生で退所するまでの体験記です。

「学童イヤイヤ!!」に悩み、困り果てているパパママの少しでも参考になれば嬉しいです。

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「学童に行きたくない」と言われた時の対処法

なぜ「行きたくない」のか理由を聞いてみる

学童に行きたくない理由はお子さんによっては様々ですが、我が子の場合

  • 自由にできない
  • 学童の先生が苦手
  • 仲良しな友達がいない
  • 家でのんびりしたい
  • とにかく帰りたい!!

そんな理由からでした。

親としてはお願いだから学童に行って欲しい。
家に帰ってきて、一人お留守はまだ早すぎる。

「行きたくない」の一点張の息子を、放課後預けられるような、頼れる家族もいないことから、あの手この手で息子に促がしますが、泣いてイヤがられ、私は日に日に困り果ててしまいました。

・親なのに、なにを情けない事を…
・親が迷ってどうする!
・有無を言わさず行かせるべき…

そんな声も聞えてきそうですが、「毎日、明日も学童?」と聞いてくる息子に、

(私)「学童だよ」
(息子)「やだっ!行かない!」

この日課のようなやり取りに、当時の私は泣いて嫌がる息子の姿に、こっちが泣けてきそうなほど、情けないですが、ほとほと参ってしまったのです。

また、私はパート勤務でしたが、急な残業もあり、「明日のお迎えの時間」を約束できないのもネックでした。

学童の先生に相談してみる

我が家の息子の行きたくない根底は「自由に過ごしたい」でしたが、中には学童はイヤじゃないけど、「意地悪をされるから行きたくない」と訴える子もいます。

また、最近の学童では、6年生まで利用できる地域も増えてきました。
そんな学童の良いところの一つに、「学年様々な児童と関わり触れ合えること」あります。

ですが、時にそれが災いし、低学年は高学年から威圧的な態度を取られたり、また、高学年は低学年のわがままに応えたりと、狭い空間の中で耐えている子もいるようです。

「行きたくない」と一概にいっても、子供によって理由は様々なんですね。

あまり嫌がるときは、

・何が嫌なのか
・どんなところが嫌なのか

一度じっくり聞いてあげてみてください。

場合によっては、学童の先生に様子を聞いて、改善してあげることも必要です。

「学童の先生は学校の先生ではないから」と言って、いじめに無関心というわけではありません。
子供たちが快活に過ごせるように、目を光らせてくれているはずです。

私も学童のお迎え時、先生に何かと相談しているお母さんをよく見かけました。
中には、生活環境が変わったことで、子供たちに影響があるかもしれないと、子供たちの様子を心配して聞いているお母さんもいました。

そんなお母さんたちの話を、先生も熱心に聞いている様子でした。

学童内でのことで心配なことがあるなら、些細なことでも、一度思い切って先生に相談してみるのも良いです。

もしそこで行きたくない理由が改善し、学童を嫌がることなく行けるのなら、それに越したことはありませんよね。

思い切って休ませる

我が家の地域の学童は、小学校の校舎の一部を学童教室として放課後から開放しています。

また、小学校の校庭が放課後は解放されることもあり、学童に通っていない子供たちは公園代わりに学校で遊ぶ子も多くいました。

それが学童の外遊びの時間と重なると、学童チームも一緒に遊べることもあるのですが、場所や時間も限られていることから、交わって遊び続けることはなかなかできないようでした。

自分時間が来るとまた学童教室に戻らなくてはいけないのに、友達はずっと楽しそうに遊んでいる……

そんな姿を学童内から見て、息子は羨ましかったようです。

「仲良しな友達と遊びたい」

そんな息子に「何かあっては困る」と無理矢理学童に行かせる日々でしたが、ある時から、息子の意志を尊重して、放課後を任せる日を作ることにしたのです。

学童を休むのきは約束事も大切

そのために、3つの約束を息子としました。
学童を休めることが嬉しくて、「約束を守る」と息子は大張り切りでした。

【約束事】

・出かける時はどこに行くか紙に書いていく。
・戸締りは必ずする。
・決められた時間に帰ってくる。

地域柄、放課後は低学年の頃から自転車に乗って遊びに行く子は珍しくありません。
息子は、自転車の乗り方は慣れていたとはいえ、友達と一緒だと気が大きくなり、大胆な行動をとってしまうのでは…と心配でもありました。

そう。
なにをどうしても、とにかく…

心配!!

でたまらなかったのですが、やってみることにしたのです。

「学童なしの日」を増やしながら、退所へ

親としては、学童に毎日通って欲しかったのは山々でしたが、息子に任せることから始めた、「学童なしの放課後」は、なんとなんとっ!意外とスムーズに過ぎていきました。

この「任せる」という繰り返しから、私は息子の行動を心配ながらも「大丈夫」という信頼へつながっていったのです。

幸い、大きなトラブルもなく、友達と思い思いに遊んでくる日が少しずつ増えていきました。
心なしか、逞しくなったようにも感じられた息子。

とはいえ、心配は尽きませんでしたが、その様子を見ながら、次第に学童に行く回数を減らし、息子の意志もあり、3年生で退所することに決めました。

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学童退所後

誰もいない家に子供一人帰すことは、想像するだけで心配ですよね。

以前、『犯罪から身を守る』というテレビ番組で、子供の防犯対策の一つに、
自宅に誰もいなくても、帰宅時は「ただいま」と言って玄関を開ける
そうすることで、自宅に「誰かいる」と思わせ狙われにくくなる
と言っていました!

事故や事件はもちろん心配ですが、
他のお宅に迷惑を掛けていないか
危険な遊びはしていないか
など、気になることをあげればキリがありません。

時々、テレビを付けっぱなしで外出、戸締りをしたつもりが出来ていなかった、ということはありましたが、外朱先では息子なりにルールを守って過ごしているようでした。

帰宅後は話を聞いてあげよう

「誰と、どこで、何をしたか」
を親として把握することは、小学生のうちはまだまだ大切といえます。

詮索するというよりは、普段の会話からさりげなく察してあげることで、仲の良い友達や、よく行く場所など、だいたいの行動を知ることができます。

その会話の中から、

・遊びの中で困ったこと
・友達と喧嘩してしまったこと
・初めて遊んだ子のこと
・友達宅でおやつをもらったこと

など、たくさんの情報を知ることができるんですね。

また、子供が仲良しの子のママに会ったら「いつも子供がお世話になっております」と声を掛けるのも良いです。

普段目が届かない、外出先の子供の様子を聞けたりと、我が子ながら、新鮮だったりもしますよ^^

宿題のこと

また、学童では宿題を済ませて帰ってくるというメリットもあります。

「学童へ行かない」ということは、「宿題は自分で計画的に進める」ということになります。

この点において私の周りでは

遊びから帰ってから宿題をする

より

宿題をしてから遊びに行く

方が、多く見受けられました。

我が家の場合、遊ぶ前の宿題だと、息子の性格上、早く遊びに行きたい一心で集中力散漫になってしまうと考え、帰宅後、ゆっくり宿題に取り組む方を日課にしました。

このやり方は息子にはピッタリでした。

ときどき、「宿題先派」の友達と、宿題を持ち寄って、一緒に取り組んでいたこともあったようです。

このように、宿題は、学童退所と同時に、自分の力で進めていかなければなりません。
学童の先生の代わりに、宿題を見てあげる親の負担が増えることもありますが、「今、何を学んでいるのか」を知る機会にもなります^^

いつかは辞める学童

自宅に保護者がいないのに、一人子供を帰すことを良く思わない方も中にはいるかも知れません。

ですが、一番不安で心配なのは、親である私たち。
とはいえ、心配は尽きませんが、遅かれ早かれいつかは一人で出かける日が来るものです。

我が子を見守る中で、「この子なら大丈夫かな」と思える部分が親として見えて来るかも知れません。

その時が辞めるタイミングともいえます。

辞めたい意志も成長の証

息子が学童を辞めることになり、「退所理由」を書かなければならず、私はどんな理由を書けば良いのか分からない中「留守番可能になったため」としたところ、学童の先生は
「そうですか。○○君(息子)も、もうお留守番ができる頃ですもんね。」
と満面の笑みで退所を歓迎してくれました。

このときに「留守番をさせる」ことに引け目を感じていた私は、先生の言葉から「留守番が出来る成長を喜んでいい事なんだな」…と、感じたのです。

もしかしたら「学童を辞めたい」という意思は、子供が成長した証なのかも知れません。

最後に

現在13才、中学一年生の息子に、「学童、どうだった?好きだった?」と聞いたところ「大っ嫌いだった」と一言(^^;

親としてはたかが数時間の、行ってくれて安心な学童でも、息子にとっては、そんな記憶しかない、我慢するしかない、長い時間の学童だったのですね。

ちなみに、息子は学童をイヤイヤ辞めましたが、下の娘は、仲良しな子がいたこともあり、5年生の春まで割と順調に通いました。

同じ我が子でもこんなに違うもの。

このように、子供によっては感じ方も様々ですが、いずれにしても、学童を嫌がる子供の気持ちや、成長を見極めながら、いつかは辞める学童、退所のタイミングを見守っていけたら良いですね。

また、

  • フルタイム、パートタイム
  • 「きょうだい」の存在
  • 協力してくれる人の有無

などで、子供が一人で過ごす時間もそれぞれです。

様々な環境を考慮しながら、親子で最善の選択ができることを願っています。

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