母乳育児でママは傷つく『おっぱい足りてるの?』

息子が産まれて1才2ヶ月で断乳するまで『完全母乳』でした。

母乳育児となって、周囲の何気ない言葉に傷つき、時には気にして、うつむいて、私の頭がヘンなのか…そう思ったこともありました。

中でも私が一番言われたくなかった言葉があります。

それは・・・

おっぱい足りているの?

悪意のないこの言葉にどれほど傷ついたか分かりません。

ですがこの『悪意ない』のが困りもの。

私ももし母乳育児でなかったら、この言葉の何が傷つくのか、何がママを悩ませるのか分からずに、何気なく言っていたかも知れません。

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ママが一番気にしている

確かにその言葉に悪意はないかも知れません。
でもこれだけは伝えたいことがあります。

おっぱいが足りているのか、一番気にしているのはママだということ。

母乳は量を計れません。
なので赤ちゃんの体重増加が一つの目安となります。

順調に増加している場合はいいのですが、緩やかな場合は母親はとても心配します。

私もそうでした。

息子はそれはそれはやせ型の子で、飲んでも飲んでも目に見える体型の変化はありませんでした。

出ていないのかも知れない

その不安は経験したママにしか分からない孤独な不安です。

新生児はグラム単位で体重増加を調べるので、自宅用の体重計で、正確な体重を計るのは難しいのですが、それでも毎日のように息子を抱っこしては体重計に乗っていました。

毎日、毎日、繰り返し計っていたのです。

そこに追い討ちをかけるようなこの言葉。

実は、赤ちゃん可愛いさあまり、家族から言われることが多いのですね。

家族だから反論できると思われがちですが、自分も不安なので言い返すことはなかなかできませんでした。

しかも授乳中に言われたときは最悪な気持ちになりました。

私はなんて答えればよかったでしょうか。

どうにか口にできた言葉は

『分かりません』

でした。

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ママを追い詰めないで

言う方も悪気はないのです。
ママを傷つけるために言っているわけでもないのです。

ただただ赤ちゃんが心配なんです。

それはみんな同じなんですね。

でも少しだけママの気持ちを知ってあげてほしいです。

なぜなら一番そのことを心配し、気にしているのはママなのですから。
その一言で追い詰められるのはママなのです。
私も追い詰められた挙句、いくら乳児健診で、先生から

「順調ですよ」
「赤ちゃんが元気なら問題ありませんよ」

そう言われても、毎回この言葉を言われていると、母乳が足りていないような気持ちになってしまいました。

今度言われたら、病院で順調と言われたことを話そう。
そう思いましたが、いざ言われると、なかなか『足りています』と胸を張って言えなかったのです。

傷ついていたのはあなただけじゃない

ある日、私は母乳をあげることが辛くなってしまい、救いを求める気持ちでインターネットを開きました。

すると、あるサイトで、

母乳育児中、傷ついた言葉がある、それは『おっぱい足りてるの?』でした。

私だけじゃなかったんだ・・・

私はそれを見たとき、涙が溢れてきました。
そのうち安心からか、笑みさえこぼれてきたのです。

あの日、あの瞬間の救われた気持ちは今でもよく覚えています。

そのサイトが何だったかは記憶にありませんが、その方に救われたことは忘れることはありません。

みんな言われているんだ。
みんな気にしているんだ。
みんな傷ついてきたんだ。

そうか、これは母乳をあげているママはみんな経験しているのかも知れない。

そう思ったら一気に気が楽になったのでした。

足りているかはママが一番知っている

おっぱいが足りてるか足りてないか、ママは心配ですよね。

私の場合は授乳頻度は多かったですし、息子の体重も検診のたびに標準ギリギリでしたが、おっぱいは出ている自覚はありました。

検診でも息子の成長は問題なしでしたので、不安になる要素は人からの言葉だったのです。

ですが母乳育児中、私のこの想いは「私だけじゃないんだ」と知ったあの時から、

『おっぱい足りてるの』

挨拶言葉のように捉えて受け流すことができるようになりました。

「まったくねー」なんて軽く流すのです。
『なんにも知らないくせにー』て心の中で思うくらいでいいのです。

だって赤ちゃんのことを一番知っているのはママなんですから。

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