最近ではスマホやタブレットを使いこなせない小学生の方が少ないのではないでしょうか。
スマホでGoogleマイク検索はお手の物の子供たち。
本来、調べ物は本や辞書を見るのが理想ですが、子供たちはなんでもかんでもマイクに話しかけています。
何か質問された時にすぐスマホで調べている私に育てられたのですから、仕方ありません。
ですが、今年我が家は十年ぶりに新しくパソコンを新調しました。
それ以降、同じ検索ならパソコンでするように子供たちに言っています。
なぜなら、授業でもパソコンを使う機会がある今どきの小学生。
勉強がてら、せっかく家にあるパソコンを使わない手はありません。
入力はローマ字でさせる
パソコンはかな入力とローマ字入力があります。
小学生にはまだローマ字が難しいからと、かな入力にさせようか迷っているなら、断然ローマ字入力をお勧めします。
私は学生の頃、一般的にローマ字入力か主流とは知らず、先にかな入力で覚えたために、後にタイピングの癖を直すことにとても時間を費やしました。
こんな思いをするなら最初からローマ字入力にすればよかったと心から思ったものです。
実際、我が家の子供たちも、最初の頃はローマ字表を見ながら入力していましたが、今では見なくても淡々とキーボードを打つことが出来るようになりました。
今は小学生でもローマ字を習うので、入力しながらローマ字の仕組みも覚えることが出来、いい勉強にもなると思います。
特に小学6年生の息子の上達は早く、指の送り方こそまだまだ自分流ですが、どのキーにどのローマ字があるのかは理解できるようになりました。
パソコンは必須科目
先日、友人と高校生になる娘が遊びに来ました。
高校でパソコン検定を控えているそうです。
そんな中、目の前で小学生の息子がパソコンをカチャカチャ打っている姿を見て、それは驚いていました。
彼女はパソコンに興味がない上に、今まで使う習慣もなかったので、全く打つことができません。
「小学生からこうしてやってきたらなー」
と息子を見てシミジミそう言っていたのです。
まずは“興味を持つことから”だとは思いますが、これから中学・高校へ進学する中で、パソコンは必須科目です。
使用経験があるほうが子供にとって有利かも知れない、改めてそう感じました。
好きこそ物の上手なれ
すっかりパソコンを使い慣れた息子。
今では、デジカメで撮った写真をパソコンに取り込み、エクセルに画像挿入し、加工などもできるようになりました。
最初は私に頼んでいましたが、隣に座り、私がどこのボタンを押すのか、どの画面を開くのかのか、ずっと観察していたようです。
そのせいか、いつのまにか見よう見まねでエクセルまで使いこなせるようになったのです。
これにはビックリしました。
きっと息子は、今は好きな画像を手元に置きたくてエクセルを活用してますが、この作業が後々役に立つとは思ってもいないでしょう。
慣れてしまえばなんとやら。
今ではまるで職人のようです。笑
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タイピングは基礎が大事
私が初めてワープロを使ったのは16才の時でした。
打てば打つほど画面上にスラスラ文にが出ることに感激し、人生初の「ハマる」という体験をしました。
元々手紙や文章を書くのが好きでしたが、消したり書き直したりすることに面倒は感じていました。
ですが、ワープロはなんということでしょう!
消すことも、書き直すことも、文字の移動も自由自在ではないですか。
こんなに便利なものがこの世にあったのかと、寝ても覚めてもキーボードを打ちたくて打ちたくて仕方がないくらいハマってしまいました。
そのうち、パソコンをもっと早く打ちたい!
そう思うようになり、学生時代はタイピングの基礎を徹底的にやりました。
基礎をしっかり習得したことで、適当なタイピングよりもずっと早く入力することが可能になりました。
私はその甲斐あって、17才の時、ワープロ検定2級を取得することができました。
後にこのハマりっぷりが就職に役に立つとは思いもよりませんでいたが、このワープロ好きが、結果的に世の中の需要にガッチリハマることができたのです。
今はまだ指一本で検索している子供たちですが、癖になる前に、早めにタイピングの基礎を覚えて欲しいです。
小学生でも早すぎることはない
それでも情報過多のパソコンを小学生に使用させるのは不安な方も多いと思います。
ただ、パソコンはだいたいのご家庭は決まった場所にありますよね。
我が家の場合はデスクトップなので、居間にあります。
なので私がこうしてブログを書いたり、主人がYahooオークションを見たりしていることは家族は一目瞭然です。
そんな環境ですから子供たちがいつ、何を調べているかもすぐに確認することができ安心です。
また、スマホと違いパソコンなら画面も大きく、情報量も一目で分かるので便利ですよね。
私たちもテレビ世代。
テレビから得た情報は数知れません。
その情報から将来の夢を見つけた子供たちも沢山いたのではないでしょうか。
とはいえ、その情報量をまだ取捨選択できない子供たちですので、そこは大人のフォローも必要ですよね。
時間制限や、閲覧制限なども場合によっては大切かと思います。
我が家も子供たちが長い時間パソコンの前にいる時は、時間を決めて使用するように促しています。
社会に出れば必ず一度は使うだろうパソコンです。
せっかく家にあるのなら、まずは触れてみること、使ってみること、慣れさせることです。
このことが、いずれ子供たちの役に立ち、将来の選択肢を広げることになる
私はそう期待しています。
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