クリスマスプレゼントはイブの夜、布団の足元に置くのがいつのころからか我が家の恒例となっています。
初めて寝てる間に置いたときの朝は、子供はこんなにもサンタクロースが来たと信じて喜ぶものかと私まで幸せな気持ちになったものです。
しかし!
サンタクロースからのクリスマスプレゼントはすべて大喜びの品物だったわけはありません。汗
『プレゼントは欲しいものをあげるべきだ』と反省した我が家のクリスマス事件がそこにはあったのです( ノД`)
期待外れのプレゼント事件
息子が小学生にもなると、子供の希望よりサンタクロース!?の希望が入ったプレゼントを置いておこうと試みた、なんちゃってサンタクロース
昆虫や恐竜が好きだった息子は図鑑が好きでした。
ですが、小学生になり友達が3DSを持ち始めると、欲しくなるのは当たり前です。
息子はお年玉を貯めてついに購入。
いよいよゲームにまっしぐらとなってしまったのです。
親とはなんと勝手な生き物か。
3DSを買い、友達とご機嫌にゲームをする息子はなんとも微笑ましかったのですが、なぜでしょう、図鑑好きな息子にも…会いたい( ;∀;)
そんなわけで、やってきました!
まだまだサンタさんを信じている2年生のクリスマス。
息子はサンタさんにポケットモンスターの3DSのソフトをお願いした様子。
ですがなんちゃってサンタクロースは『なんちゃって』だけに一筋縄ではいきません。
息子は願いが届いているかウキウキしながらイブの日は布団に入り、目覚めると足元にはまさかの『生活の図鑑』が…
は?
なにこれ?
それはもう大泣きです。泣いて泣いて
「こんなの頼んでない」
と大騒ぎ!!
知ってる…。汗
そんなわけで、この年のクリスマスは最悪の目覚めとなってしまったのです。
私の予想以上にショックを受けていた息子は、居間のソファにゴロンと横たわり泣き続けます。
その姿に追い打ちをかけるように、
「プレゼントに文句言うなんて何事だ!」
と主人の雷が…
極めつけは
「そんなに気に入らないなら本屋に返してこい!!!」
( ;∀;)
もしもし?
あのー、サンタクロースからのプレゼントなんですけど…(;’∀’)
まだ幼稚園の娘は私の隣でポカーンとしています。
夢も希望もないクリスマス…
結局、この年のクリスマスは、私の母が代わりにポケットモンスターXYのソフトをプレゼントしてくれ、一件落着となりました。
ポケモンのソフトは祖母から受け取ることになりましたが、サンタさんの正体に薄々気づき始めた息子。
「きっとサンタさんがくれたってことは、必要なものなんだよ」
なんて誤魔化しつつも、息子の夢を壊してしまった私。。。
ですが、せっかくのサンタさんからの図鑑は無駄にしないため、
「こんなに役立つことが書いてあるね」
と毎晩1ページの読み聞かせをしていくことになりました。
スポンサーリンク
プレゼントの醍醐味は喜ぶ顔を見れること
私は息子が喜ばないことは分かっていながら、それでもきっと、読んでくれるだろうな…
そんな勝手な思いから、何を血迷ったか選んでしまった「生活の図鑑」
いや、いいんです。
生活の図鑑だっていいんです!
ただ、クリスマスは子供にとって“願いを叶えてくれる日”なんですね。
欲しいものを紙に書いたり、空に願ったり、心がウキウキする…そんな夜なんですよね。
私はこの時『プレゼントは欲しいものをあげるべきだ』と反省したのでした(^^;
確かにプレゼントとは、
相手が必要だろうな、欲しいだろうな、喜ぶだろうな
そんな想像をしながら選ぶのがプレゼントです。
でも大切なのは
渡す方も、貰う方も嬉しいのがプレゼントなんですよね。
日の目を浴び損ねた図鑑を読み聞かせていた夜は、今では良い思い出です^^
サンタさんに会える日は子供にとって、特別な日。
素敵なクリスマスになりますように…♪
スポンサーリンク