【孫ブルー】を知ってますか?あなたの祖父母もストレスを抱えているかもしれません

孫ブルーという言葉を最近よく耳にします。

文字通り、のことでブルーになることだそうです。
可愛いはずのお孫さんの存在がなぜブルーになってしまうのでしょうか…

最近は『孫』に積極的に関わってくれる祖父母の方が多いですよね。

特に両親共働きのご家庭の場合、子育てに協力してくれる祖父母がいることは、何より心強いことと思います。

子供世代からしてみると、

『孫を預ければ喜んでくれるし、自分も助かるので一石二鳥!』

なんて思いがちですよね。

ではもし、祖父母が気を使って引き受けていたとしたら、あなたはどうしますか?
そしてもし孫の面倒を断ってきたら?

今まで任せすぎたかな?と思うでしょうか。
それとも頭に来るでしょうか?

もしかしたら、この孫ブルー、私たち子供世代が

『祖父母は見てくれるのが当たり前』

という気持ちが引き起こすのかも知れない…そう思ったのでした。

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孫ブルーってどんなもの?

孫ブルーというのは、孫が生まれた後に、祖父母世代に発症するうつ状態を言うそうです。

なぜ鬱状態になるのか…

それは、可愛い孫が生まれて嬉しい反面、孫に掛ける自分の時間やお金、体力などが奪われ続けることの心理的負担が引き起こすと言われています。

私の身近にも、別宅なのに夕飯の支度を毎日母親にお願いしている人や、子供にかかわる大きな出費は全て祖父母任せなんて人もいました。

「孫が来て嬉しいでしょ」と言わんばかりに預けてくる子供世代に、気を使って断れない祖父母も少なくありません。

「孫は来て嬉しい。帰ってなお嬉しい」と祖父母世代で言われているように、私たち子供世代が気づかないこの温度差が『孫ブルー』に影響しているのかも知れません。

逆ギレする娘たち

とくに娘側の親は、育児で大変な娘を助けてあげたい気持ちから、自分の予定をキャンセルしてまで娘の予定に合わせて孫の面倒を見る方もいます。

小さい子供の世話は体力的にも大変です。
それが1度ならず2度3度と続くと、ストレスにつながっていくのですね。

しかも娘はというと、自分の親ということで「ありがとう」の感謝の言葉もないことが多いそうです。

あるおばあちゃんは、あまりに続く急な「孫をお願い」に自分が楽しみにしていた習い事にも行くことができず、
「習い事があるから無理なときもある」
と断ると
「じゃぁ習い事止めればいいじゃん」

と言われたそうです。

またある方は、毎回のように頼まれる孫の送り迎えに、乗り気じゃない返事をしただけで、
自分の孫でしょ?何かあったらどうするの?
そう娘から責められたとか。

孫は見て当たり前
可愛くないの?
もう連れていかないから
もう頼まないから

そんな風に逆ギレされてしまうケースも少なくないのですね。

また、お嫁さんから頼まれる場合、

断ると、もう会わせてくれないかも知れない
お遊戯会などの行事に呼ばれなくなるかもしれない

そんな思いから断れないケースもあるそうです。

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当たり前ではない

私は長男が小学校に入学してすぐパートを始めました。
娘はまだ幼稚園に通園していましたので、夏休み、冬休み、春休みが学校よりも長く、また有料の園の預かりがない日も多くありました。

私の実母はフルタイムで働いていましたが、車で5分の場所に住んでいる義母は、随分前から専業主婦で、義父も仕事をしていて日中1人ということもあり、快く預かってくれるだろう・・・そう当たり前のように思っていたのです。

ですが義母からは、やんわり断られました。

今まで毎週のように会いに来たり、自宅に呼んだりしていたくらい、孫大好きな義母なのに、私の都合で預けるときには

『洗濯とか自分のペースで出来ないからねぇ』
と、苦笑いされたのです。

それまでまったく預かってくれなかったわけではありせんが、その時は迷惑そうに断られ、私は正直頭に来ました。

もう二度と頼まない!!

そう思ったくらいです。

結局、私は仕事を休んだり、子供だけで留守番をさせたりと、どうにかして乗り切ることはできました。

ある時、実母にそのことを話しました。

すると

『子供を預かるって、大変なんだよ。分かってあげなさい。あんたも誰かをあてにして仕事をするなら、最初から止めなさい

そう言われました。

私はこの時、母がこの気持ちに同調しくれると思っていたので、正直その言葉にガッカリしました。

『他のうちは、みんな祖父母が協力してくれるのに、私は誰も助けてくれないんだ…』

なんて年甲斐もなく、ひねくれたりもしました。

結局、実母も義母も頼れない中、子供たちに無理をさせながらも、私は仕事を調節し、長い休みを乗り切るようになりました。

また、誰にも頼れないといっても、子供の父である主人がいます。
仕事があり、あまり頼りにはなりませんでしたが、それでも祖父母に頼れない分、夫婦で協力してやっていくことができました。

そうこうしていると、そのうち母が自ら仕事を休んで、子供たちを一日預かってくれたり、映画に連れて行ってくれたり、また、義母からも『夏休み大変だね。預かるよ』と言われるようになったのです。

『祖父母って自分の都合で孫を預かって、勝手だなぁ』
思うでしょうか?

子育ては親の役目です。
祖父母は、手を添えてくれるだけでもありがたいこと。

私は今まで、

『うちに限って孫が迷惑なんて・・・』

と、どこかで思っていました。

ですが、祖父母たちは私に言えないことも多くあったでしょうし、それでも『孫を見せてあげてる』という私の気持ちが、その大変さに気づけなかったのです。

子供をみてもらうことは、決して「当たり前」ではありません。

私は気づくのが遅かったですが、今では祖父母に感謝の思いでいっぱいです。

親しき仲にも礼儀あり

ただ、こうしていろんなケースを見て思うのは、ほとんどの祖父母は子供世代を「助けない」と言っているわけではないということです。

お孫さんに会えることは喜ばしい事でも、そればかりが祖父母の人生の楽しみなのではなく、祖父母にも自分たちの時間や生き方があるということを理解してあげることが大切なのかも知れません。

可愛い子供たちが祖父母のストレスになってしまっては悲しいですし、そんな環境でお世話をされるお子さんにも、よい影響はありませんよね。

できることなら、お互いに出来ること、出来ないことを話しあい、良いコミュニケーションを保てることが理想です。

とはいえ、これもなかなか気を使ってしまい、言いづらく、難しいですよね。

実際、私も出来ませんでした。

祖父母が孫ブルーに陥る前に、私たち子供世代が気をつけること。

『親しき仲にも礼儀あり』

小学館の国語辞典には

「どんなに親しい間柄でも、相手に対する礼儀は忘れてはいけない」

そうあります。

それは、お願いが度を過ぎてしまわないように、思いやりをもって行動し、程よい距離感を保ちながら、たとえ自分の親であっても『ありがとう』の感謝の気持ちを持つことが大切なのかも知れません。

さいたま市の祖父母手帳をご存知ですか? 「孫育て」や、昔と今の子育ての常識や、やり方の違いが分かりやすく記載されています。

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