結婚してからの2年間、3LDKのアパートに住んでいました。
アパートは廊下からキッチンへ、またキッチンからリビングへ入るドアは片開ドアを使用していました。
そのドアは常に開きっぱなし。
しかも開いたドアはいつも邪魔でした。
このドアって存在する意味あるのかなー?
なんて、思ったこともしばしば。
確かに冷暖房を使用するときは閉めるのですが、出入り時、開け閉めしたときのドアががさばって、また邪魔になるのでした。
これは実家でも同じでした。
確かにドアは必要なのですが、脱衣所やキッチンにある肩開きドアにはどうにも不自由を感じていたのです。
ですが実家のトイレ、リビングから和室へ続く扉は『引き戸』でした。
考えてみると『引き戸』は便利でした。
しかも開けたドアはスライドして壁に収納され、見た目もスッキリします。
開けっ放しの状態でもかさばることはありません。
そして私はもし、主人と家を建てるときがきたら、絶対にあらゆるドアは『引き戸』にしようと決めたのでした。
目次
ほぼ全てのドアを引き戸へ
ついに家を建てる時が来ました。
部屋の間取りを決めていく中で、設計士さんにあらゆるドアを『引き戸』にしたいとお願いしました。
『引き戸はドアをしまうスペースが必要になるので、そのスペースが取れない場所は開き戸になります』
と言われました。
確かにそれはそうですよね。
考えてみればドアの倍の壁のスペースが必要になります。
全部屋引き戸にしたいのは山々でしたが、部屋の設計上、どうしてもスペースが取れず不可能な部屋もありました。
ですがそれ以外は、全て引き戸にしてもらうことにしました。
玄関からリビングに入るドア、トイレ、脱衣場、和室、寝室、子供部屋、お風呂のドアまで、ほぼ全てのドアを引き戸にしました。
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引き戸のメリット
スマートな部屋になる
引き戸は収納スペースを取るかもしれませんが、その分収まりがいいので、部屋がスマートに見えます。
ドアが邪魔にならない
ドアの開け閉めも、横にスライドできるので、ドアが邪魔になりません。
部屋が広く保てる
狭い場所(廊下など)は特にドアのスペースを取らないので広く保てます。
実際、私の家は脱衣所が狭めなのですが、お風呂場のドアを3枚のスライドドアにしたことで、誰の出入りがあってもドアが邪魔になることはなく、狭い脱衣所でも快適に脱ぎ着することができています。
ドアに足をぶつける心配がない
ドアを開ける時に足をぶつけることがなくなりました。
(これ、私だけでしょうか?汗 開き戸の時は、開閉時、よく足の指を挟んだりぶつけたりしました。)
引き戸のデメリット
引き戸はメリットしか浮かばないのですが、しいて挙げるとすれば、閉まりきるまでそーっと閉めなければならない点でしょうか。
あまり勢いよく閉めると、ドアが反動で少し開いてしまうことがあるからです。
また、気密性に欠ける部分もあるらしいですが、私は10年住んでいて特に感じたことはありません。
ドアストッパーで改善
今どきのお宅は、引き戸が自動にピッタリ閉まるストッパー付きが主流のようです。
もしあまり気になるのなら、後付けの引き戸用ストッパーを取り付けてみるのもいいかも知れません。
まとめ
家のドアの2か所だけ、どうしてもスペースが取れず、片開きドアにしました。
一つは部屋、一つはトイレです。
トイレはドアを閉めきりにしていますが、部屋の方のドアは案の定、開きっぱなしになり、どうしても開けているドアの隅にゴミがたまってしまいがちです。
私にとってはメリットしかない
『引き戸』
今では、玄関もクローゼットも全て引き戸のスライド式にすれば良かったと思うくらい『引き戸』ファンです。
もし『引き戸』か『開き戸』かで迷っているなら、私は迷わず『引き戸』をお勧めします。
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